「相棒」の水谷豊は昔チンピラだった
水谷豊と寺脇康文のコンビで人気のある刑事ドラマ「相棒」が映画化された。中年刑事右京の水谷豊は、実に渋い役作りをしている。英国の紳士然としたダンディーなスーツ姿でバッチリとキメテいる。アルマーニなんかのイタリア調の派手で遊び人風スーツを刑事が着るのは不自然だし、小柄な水谷豊には似合わない。その点、英国調のバリッとしたトラッドな服は、今の彼にぴったりだ。時代の流れも、シルエット重視でペラペラのイタリア調ソフトスーツから英国調の保守的なスーツに回帰しつつある「相棒」の中で、時おり水谷豊が上着を脱いでいるシーンがある。スタイリストが意図してやっているのだろうが、そんな時は英国式サスペンダーがコーディネートのポイントになっている。それがけっこうサマニなっているのだ。日本人にしては珍しくサスペンダーが似合っていると思うそんな水谷だが、若い時はチンピラがはまり役だった。当時は眼鏡をかけずに、リーゼントに似たヘアースタイルで、LEEのスリムなストレート・ジーンズに、日本ではジャンパーとかブルゾンとか呼ばれている紺や赤のG9ジャケットを着ていた。最近になって復活しつつあるアイビースタイルを、水谷豊はルーズに着こなしていたのだ,アイオン RMT。そうした彼のスタイルは、元祖ストリート・ファッションと言えるのかもしれない。チンピラ役の時の水谷豊は、最近の彼とは別人のように軽妙でくだけた物言いとアクションだった。それが当時の視聴者に受けたのだ,DQ10 RMT。もちろん彼のチンピラ・ファッションも、同世代の若者に少なからず影響を与えた。
関連トピック記事:
没有评论:
发表评论